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運は貯めるもの?小説「運転者 未来を変える過去からの使者」

いつ、どんな時でも「上機嫌でいる」ことを忘れない

悩んでいる人
悩んでいる人

「なんで自分だけこんなに運が悪いんだ」

「努力なんて報われない」

人から言われた指摘に対して、すぐに感情的になっちゃうんだよな。

このような悩みを抱えた人におすすめしたい本なのでご紹介します。

こんにちは、たーけんです。

今回は「運転者 未来を変える過去からの使者」の小説をご紹介します。

この本はこのようなことを学ぶことができます。

POINT

・常に上機嫌でいる人こそが、運を好転させるアンテナの感度を最大にできる

・運は「良い・悪い」ではなく、「貯める・使う」で考える

・最悪な出来事は、後から振り返ると「むしろ良かった」と思えることばかり

あらすじ

この本のあらすじをご紹介します。

中年にして歩合制の保険営業に転職し、二年目の修一。 
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。 

ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、 
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。 

妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。 
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。 
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、 
母からの電話が心にのしかかる。 

「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」 

思わず独り言を言ったそのとき、 
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。 

それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――? 

Amazonより引用

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心に残ったポイント

個人的に心に残ったことを3点ご紹介します

運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナが全ての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。逆に機嫌が悪いとアンテナは働かない。最高の運気がやってきているのに、機嫌が悪いだけでアンテナは全く働かないから、全ての運が逃げていっちゃうんです。

出典:運転者 未来を変える過去からの使者 喜多川泰

常に上機嫌でいること。

つい不機嫌になったり、指摘されたことに対して態度に出たりしやすい私にとって

心に刺さりました。

自分の意識に対する問題だと思うので、「常に上機嫌」

アンテナの感度を高めて、日々の生活を送りたいと思います。

運は<いい>か<悪い>で表現するものじゃないんですよ。運は<使う><貯める>で表現するものなんです。だから先に<貯める>があって、ある程度貯まったら<使う>ができる。少し貯めて使う人もいれば、大きく貯めてから使う人もいる。そのあたりはひちによって違いますけどね。どちらにしても周囲から<運がいい>と思われている人は、貯まったから使っただけです。

出典:運転者 未来を変える過去からの使者 喜多川泰

とにかく頑張っていても報われない時は、運が貯まっている。

努力をしてすぐに結果が出たり、何かいいことが起こったりする人は、貯めた運を小出しに使っているだけで他の人より取り立てて運がいいわけではない。

最後まで読み進めていくうちにこの考えが当たり前に思えていくので不思議です。

自分に都合のいいことをイメージしていれば、それが起こるなんて、プラス思考じゃないですよ。本当のプラス思考というのは、自分の人生でどんなことが起こっても、それが自分の人生においてどうしても必要だから起こった大切な経験だと思えることでしょう

出典:運転者 未来を変える過去からの使者 喜多川泰

これから起こることに対してではなく、起こったことに対してプラスに考える。

悪いことが起こった直後は最悪と思っても、時間が経って考えてみると、「むしろよかったんじゃないか」って思えることができるようになるといろんなことが楽しめるようになりますよね。


まとめ

本書を読んで得られた価値観は今後の生活に役立つ考え方だと思います。

「運」について、いい・悪いで捉えることが当たり前でしたが、

本書を読んで、物事に対しての捉え方を変えるきっかけになりました。

何か悪いことが起きても、自分の人生振り返った時にむしろよかったと思える必ず来る。

「常に上機嫌」でいることがいかに大切か。

とても前向きになれる1冊でした。

考え方を変えるきっかけとしてぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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