こんにちは、たーけんです
家やカフェでゆっくり飲むコーヒー。
コーヒーの世界にはたくさんの種類の豆があります。
それぞれ独自の香りや味わいを持ち、コーヒーを楽しむ上で重要な要素です。
この記事では、アラビカ種とロブスタ種の違い、特徴を紹介します
コーヒー豆の三大品種：アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種
実は、コーヒー豆の品種は3つに分かれます。
アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3つです。
リベリカ種は西アフリカのリベリアが原産地で平地でも栽培可能で、少雨、多雨などの環境でも耐えることができる品種ですが、ヨーロッパでの消費が多いようです。
リベリカ種は世界全体のコーヒー流通量の1％以下しか出回らないため、日本で見ることはほとんどないそうです。
それぞれの違い
話が逸れました。
本題のアラビカ種とロブスタ種の違いを見ていきましょう
・アラビカ種
アラビカ種は香りと味わいに優れています。
繊細な香りとフルーティーな味わいが特徴です。
酸味がありつつも、洗練された風味や複雑さを楽しむことができます。
原産地は、アフリカのエチオピアが大半とされています。
アラビカ種は乾燥、病害虫などに特に弱く、栽培が難しく手間がかかる品種です。
標高1000m〜2000mの高地での栽培が適しており、涼しい気候と豊富な降雨量が必要です。
現在では品種改良も進み、コーヒー豆の約6割をアラビカ種が占めています。
アラビカ種にもいろいろ種類があり、味や香りも変わってきます。
品種改良や突然変異によって生まれたティピカ、ブルボンという品種が、香りやコクがあり優れているが収穫量が少なく減少傾向にあります。
・ロブスタ種
ロブスタ種はほとんど酸味がなく苦くて渋みがあります。
アラビカ種に比べて、苦味が強く、しっかりとしたボディを持っています。
そのためエスプレッソや濃い味わいを好む人に人気があります。
原産地はブラジルやベトナムなどで栽培されています。
耐病性にも優れ、アラビカ種よりも1度に多く収穫することができ、比較的安価な缶コーヒーやインスタントコーヒー、ブレンド用に使われることが多い。
中でもベトナムで主流となっています。
「ベトナムコーヒー」は有名で、深く焙煎したロブスタ種のコーヒー豆をやや荒めに挽き、抽出したコーヒーに練乳を入れます。
甘くて濃厚な味わいが特徴的なコーヒーです。
まとめ
あらゆる点で相違点を持つ2つの品種。
目的に応じて色々な場面で楽しむことができます。
どちらも魅力的な特徴を持っておりコーヒー愛好家にとっては、いろいろ探求してみたくなりますね！
