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小説「ちょっと今から仕事やめてくる」【感想】働くだけが人生ではない

「今の会社を辞めたい」

「残業ばかり、辛いことばかりでしんどい」

「ただ、仕事を辞めるのはそんなに簡単じゃない。辞める覚悟、勇気もない」

最近、ずっとこんなことを思いながら仕事をしています。

「ここで飛び降りたら人生楽になるかな」そんなことを思ったりもしていました

そんな時に、小説「ちょっと今から仕事やめてくる」を偶然見つけ読んでみました。

感想

月曜日の朝は、死にたくなる。

火曜日の朝は、何も考えたくない。

水曜日の朝は一番しんどい。

木曜日の朝は、少し楽になる。

金曜日の朝は、少し嬉しい。

土曜日の朝は、一番幸せ。

日曜日の朝は少し幸せ。でも明日を思うと一転、憂鬱。以下、ループ。

まさに同じことを思っていました。

今の会社に入社して5年。異動があったりで環境も変わり、残業が増え、

睡眠時間が3時間ほどのときも多々。頭痛がする。体調も良くない。

上司に相談してもすぐに改善されない。

「身体壊すくらいなら会社を辞めたい」

そうは思っても辞める勇気がない。辞めたところで、自分がやりたい仕事もない。

ずっとこう思っては我慢。その繰り返しの日々でした。

そんな時にこの本を読んで、今の自分と同じ境遇な主人公に感情移入していました。

死ぬのと、仕事辞めるのどっちが簡単?

仕事を辞めるのはそんな簡単じゃないっていうのは実際働き出したら良くわかるけど、

辞める勇気も必要。逃げることも大事。

辛い環境にどっぷりハマってしまうと、何が普通なのかわからなくなる。

本当にしんどいなら逃げていいんだ。と思うことができました。

あらすじ

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人がここまで気にかけてくれるのか。気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった。

第21回電撃小説大賞受賞作。スカッとできて最後は泣ける“全ての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー”

Amazonより引用

この作品は映画化もされていますね。

キャスト

・ヤマモト:福士蒼汰

・青山隆:工藤阿須加

・五十嵐美紀:黒木華

・山上守:吉田鋼太郎

心に残った場面

「なあ、隆。お前は今、自分の気持ちばっかり考えているけどさ、一回でも残された者の気持ち考えたことあるか?なんで助けてあげられなかったって、一生後悔して生きていく人間の気持ち、考えたことあるか?

「ちょっと今から仕事やめてくる」から引用

主人公の青山がビルから飛び降りそうになった時にヤマモトが言った言葉でした。

ヤマモト本人も、ブラック企業で働いていた兄弟が飛び降り自殺していたので、なおさら言葉に深みがありましたね。

俺の人生は、お前のためにあるんでも、この会社のためにあるんでもねえ。俺の人生はなあ、俺と、俺の周りの大切な人のためにあるんだよ!

「ちょっと今から仕事やめてくる」から引用

青山が仕事を辞める時に部長に言った言葉でした。

最初の頃は、本当に無気力だった青山。

でも最後には自分の生きる意味を見出せました。

会社に限った話ではなく。本来は自分のしたいように生きて、自分や家族、友人、恋人など、自分が大切に思っている人を幸せにしていきたいと思います。

まとめ

この本を読んで、そんな簡単に仕事を辞められるわけないって思っていましたが、

作中にある「死ぬことと、仕事を辞めること、どっちが簡単なの?」

のセリフではっとした。死ぬことよりも簡単に仕事を辞められるようにしなきゃいけないなって。

自分の人生観を見直すきっかけになりました。

仕事で辛い思いしている方や仕事嫌になってきた方に是非読んでもらいたい作品でした。

たまには、自分の「人生観」や「ワークライフバランス」を考えていきましょう。


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