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暗号資産(仮想通貨)とNFTで初心者でも騙されないために知っておくべきこと3選 

仮想通貨始めてみたいけど、騙されそうで怖い

仮想通貨で騙されないための基礎知識が知りたい

この記事ではこんな悩みを解決していきます。

現代の日本は、IT技術がどんどん進化していき、ガラケーがスマートフォンに進化したり、お金を払ってゲームをする時代からゲームをしてお金を稼ぐ時代になったりと、日々進化している中で、

時代に乗り遅れないために、自分の身を守るために、しっかりとした知識を身につけていきましょう。

この記事で分かること
・仮想通貨・NFTで起きている詐欺3選
(儲け話・情報漏れ・ハッキング)
・その対策について

コインチェック

仮想通貨・NFTで起きている詐欺①:儲け話

仮想通貨・NFTで発生している詐欺について解説していきます。

まず、多くの初心者が騙される詐欺形態の一つとして、「儲け話」があげられます。

詐欺師は高い利益を保証する取引や、投資案件を提案し、無理に参加させることでお金を奪います。

儲かるのは誘ってきた自分だけです。

・ICO詐欺はご存知でしょうか?

ICO?オリンピック委員会のこと?

オリンピック委員会もいろいろありましたが、それはIOCです。

ICO(イニシャル・コイン・オファリング)詐欺とは、新規暗号資産公開です。

IPO(イニシャル・パブリック・オファリング)新規株式公開:未上場企業が上場前に公開公募で証券を発行し資金を調達すること。

株式上場の、仮想通貨版だとイメージしていただければ大丈夫です。

ICOはまだ未開の地でもあり株式上場の審査よりも甘いという弱点がありました。

ICOが上場と同じ意味だと分かった詐欺師が、「こういうコインを発行します。上場するのでビットコインのように価値がどんどん上がっていきます」と初心者を煽っていきます。

お金がない人たちは、儲け話を逃したくないので、そういう話に飛びつきます。

そして、コインの価格が大きくなったところで売り抜くことで、詐欺師だけが儲かるという仕組みです。

・実際に起きた事例

2020年に「イカゲーム」流行りましたよね。

なんと仮想通貨市場にも「イカゲームコイン」が誕生していました。

オンラインゲームでも使われるトークンということで、絶対に流行ると話題になっていました。

開始1週間で、1.4円→32万円の価値まで上がりました。

(1000円買っていたら3億円です)

しかし、その10分後に0.1円に大暴落。

実はイカゲームコインは、イカゲームとは何も関係がなかったことがわかりました。

・対策

特にこういう儲け話には注意しましょう。

・「絶対に儲かる」「絶対に損しない」など利益を保証してくる
・「あの◯◯さんの投資している。」など有名人や人気俳優も投資していますなどの過度なマーケティングをしてくる

「あなただけに教えます」というのは、あなたが騙せそうだからです。

先端のバズワード( SNS、仮想通貨、NFT)を混ぜるだけで、詐欺の手口も新しく、複雑になってきます。

それは知識や法律が追いついていないからです。

だからこそ自分の身・大切な人の身を守るためにも、日々情報収集をしていきましょう。

仮想通貨・NFTで起きている詐欺②:情報漏れ

情報漏れの詐欺は、詐欺師が個人情報やセキュリティ情報を盗み、その情報を悪用して被害者の仮想通貨を盗み出します。

ここでは、メタマスクを例に解説していきます。

一つ質問です。

以下の三つのワードがどういう役割をしているのか、この中でどれが一番重要か、分かりますか?

・パスワード
・秘密鍵
・シークレットリカバリーフレーズ

簡単に説明すると、こんな感じです。

・パスワード:メタマスクのアカウントにログインするために使用します。
・秘密鍵:仮想通貨の所有権を証明し、ウォレット内の資金にアクセスすることができ、アカウントの管理に使用します。
・シークレットリカバリーフレーズ:ウォレットが凍結したり、トラブルが起きた時など、ウォレットの復元やバックアップのために使用します。

秘密鍵は、秘密って言ってるし、「漏らさなければ大丈夫」って思っているかもしれませんが、一番大切なのは、ウォレットの復元ができる「シークレットリカバリーフレーズ」ですよね!

大切なのは、秘密鍵、シークレットリカバリーフレーズがどういう役割をしているのかを理解しておく必要があります。

なんで偽サイトの入り口で、シークレットリカバリーフレーズを入力する必要があるのか?

必要ないですよね。

「人に言ったらいけない」としか覚えていないと、知らないうちに情報を漏らしてしまっていることにすら気づけません。

詐欺師は、そういう何のための鍵かを理解していない人を狙ってきます。

・対策

①:知らない人から来たDMは見ない
②:絶対にリンクを踏まない
③:検索してもダメ

当然ですが、知らない人が「儲かりますよ」みたいなDMやセミナーの案内などが来ても、勧誘に乗ってはいけません。

秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを来てくる人なんてもってのほかです。

また、偽サイトも多く、人気どころがメタマスクやオープンシーに限られてくるので、偽サイトのクオリティも高くなっています。

本物のサイトよりも検索上位に出てきたり、

長いURLで後ろだけ数文字だけイジってあったりします。これは長いURLはスマホだと後ろが隠れるから気づきにくいですよね。

なので、サイトのURLやアプリの提供元をしっかり確認して、偽物を避けましょう。

本物のサイトか疑う必要があるんですね

仮想通貨・NFTで起きている詐欺③:ハッキング

仮想通貨取引所やウォレットのハッキングも多くの被害をもたらしています。

詐欺師はセキュリティの脆弱な点をついて、仮想通貨を盗み出してきます。

仮想通貨の取引所には多くの人が仮想通貨を預けています。

その資産がハッキング被害に遭ってしまうと、ユーザーの資産が失われてしましますよね。

なので、これから仮想通貨を始める方は特に、国内のセキュリティ対策に力を入れている取引所を利用しましょう。

コインチェック

対策

仮想通貨投資をしていくにあたって、分散管理が重要になってきます。

取引所を分散させる。

ウォレットを分散させる。

仮想通貨は、中央集権と呼ばれる銀行のような管理者がいません。

だからこそ、自分で自分の身を守る必要があります。

自分で何の仮想通貨を保持して、どこなら安全なのかを考える必要があります。

もし仮にハッキングされて自分の資産がなくなってしまったとしても、分散管理をしていると、まだもうひとうの取引所に半分は残っている。対策していく必要があります。

また、仮想通貨のウォレットにもいくつか種類があります。

その中でも、ハードウェアウォレットはセキュリティが高いことが特徴です。

ハードウェアウォレットとは、仮想通貨をインターネットから切り離して管理することができるデバイス型のウォレットです。

インターネットに繋がっていないので、ハッキングされる心配がありませんよね。

オフラインの状態で手に持って運ぶことができますが、紛失すると資産の復元は難しくなりますので、金庫に入れておくなどしっかりと管理しましょう。

おすすめはこちら。

Ledger Nano S Plus

このレジャーナノは署名にあたって、PINコードの入力が必要なので、仮にデバイスが盗まれたとしても悪用されません。

また、もしデバイスが故障しても、別の本体の専用コードを入力すれば仮想通貨の復元が可能になっているので、非常に安価で安全性が高いです。

まとめ

web2.0のSNSが主流な現在、投稿や表現などの自由と誹謗中傷などの代償が存在する時代から、

今後web3.0 ブロックチェーンの発達による、強力な自由と厳しい責任が同時に存在する時代に入っていきます。

銀行が入らなくなるかもしれない時代です。

これらの対策をすることで、仮想通貨取引での詐欺やハッキングから自分の身を守ることができます。

ただ、お金が欲しいから、短期的に儲けたいからと他社の言っていることを鵜呑みにせず、情報収集を怠らないようにして、自分の身は自分で守れるようになっていきましょう。

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