暗号資産の口座開設できたし、通貨も買ったから安泰だね!
通貨買っちゃえば、あとはほったらかしでいいもんね!
基本は仮想通貨を購入して、ほったらかしておく(利益が出るまで待つ)だけで良いのですが、実は、もっと効率よく通貨を増やせるやり方があるんです!
それが、貸暗号資産(レンディング)というやり方です。
貸暗号資産とは、仮想通貨を一定期間貸し出して、満期になったら利息をつけて返してもらうサービスです。
もらえる利息は年利1〜5%とかなりの高利率です。
この記事では、貸暗号資産(レンディング)の仕組みや、メリット・デメリット、実際にコインチェックで貸暗号資産を始める手順を解説します。
貸暗号資産はこんな方におすすめです
・資産を増やしたいと思っている
・昔買ったコインをそのままにしている
・しばらくコインを売る予定がない
コインが増える仕組みを活用して、資産を増やしていきましょう!
目次
貸暗号資産(レンディング)とは
貸暗号資産(レンディング)とは、【Lending=貸す】という意味で、お金(コイン)を借りたい人と貸したい人をマッチングして、お金の貸し借りを仲介するサービスです。
引用:仮想通貨のレンディングとは?メリットや始め方/おすすめ取引所を徹底比較!
自分が持っている仮想通貨を、コインチェックなどの取引所に貸し出し、貸し出す期間を設定して、満期が来たら利息がついて戻ってくるという仕組みになっています。
レンディングは1回貸し出してしまえば、自分で何も取引せずとも利用料分の仮想通貨が増えて戻ってくるので、難しいことがわからなくても問題ありません。
いくら預けるとどのくらい儲かるのか(コインチェックの場合)
コインチェックでのレンディングでは、以下のように貸した日数によって年率が決まっています。
・14日間貸し出すと年率1.0%
・30日間貸し出すと年率2.0%
・90日間貸し出すと年率3.0%
・180日間貸し出すと年率4.0%
・365日間貸し出すと年率5.0%
利用例:ビットコイン10BTCを年利3%で90日間貸し出した場合
10BTC✖️3%➗365日✖️90日間
=0.0739726BTCが利用料としてもらえます。
レンディングは1万円相当のコイン〜貸し出しが可能になっています。(上限はありません)
日本の銀行の利息は、年利0.001%定額貯金でも0.002%ほどとかなり低いです。
14日間貸し出すだけでも年率1%なので、レンディングがどれだけ高いかよく分かりますよね!
貸暗号資産(レンディング)のリスク・注意事項
これだけの高い利率は、相応のリスクの上に成り立っています。
このリスクや、注意事項をしっかりと理解した確認しておきましょう。
・注意点①:取引所の破綻リスク
レンディングは、取引所が行うサービスです。
万が一取引所が経営破綻したら、預けたコインが戻ってこない可能性があります。
こういったことは滅多に起こるものではありませんが、倒産した場合は、預けたコインは基本的に保証されないので覚えておきましょう。
・注意点②:貸し出し中のコインは動かせない
当然ですが、貸し出したコインは、貸し出し期間が終了するまで動かすことができません。
例えば、「コインの値段が上がったから売りたい!」としても、貸し出し中なので、売ることができません。
途中解約ができないので、しばらく使う予定のないコインを活用するようにしましょう。
・注意点③:増えたコインの税金について
コインが戻ってきて、利息が発生した時に税金も発生します。
この時の税金は、暗号資産の他の取引と同じように、雑所得扱いになりますので、確定申告が必要な方は覚えておきましょう。
貸暗号資産(レンディング)の流れ
レンディングの流れは、シンプルな3ステップです。
①コインチェックの口座開設
②貸暗号資産のアカウントを作成
③コインを貸し出す
貸し出し期間終了後に、手数料(利息)が上乗せされてコインが戻ってくる流れになります。
①コインチェックの口座開設
まだ、口座開設を持っていない方は、コインチェックで口座開設をしましょう。
②:貸暗号資産のアカウント作成
コインチェックで通常使われる「取引アカウント」とは別の「貸暗号資産のアカウント」が必要になります。
その手順を画像付きで解説していきます。
アプリではなく、ChromeやSafariなどのブラウザから登録していきます。
コインチェックのHPの貸仮想通貨サービスからアカウントを作成します。
コインチェックに登録しているメールアドレスとパスワードがあれば大丈夫です。
利用規約、同意事項にチェックを入れて「貸暗号資産サービスに登録する」とタップします。
・コインを貸し出す
会員登録が完了すると、ホーム画面が表示されますので、下にスクロールして、「振替」をタップします。
振替のページでは、「取引」→「貸暗号資産」を選択し、移動させる金額と種類を入力して、「残高を移動」をタップします。
(今回はビットコインで、0.0023099BTC)
コインチェックでは、日本円で1万円相当のコインから貸し出しできます。
振替とは、コインを貸し出し用に別の財布に移し替えるイメージです。
振替が完了したら、ホーム画面の右上のメニューアイコンをタップして、「コインを貸す」をタップします。
貸し出しする仮想通貨の種類を選んでタップ。今回はBTC(ビットコイン)を選んでいます。
下にスクロールして、「貸し出し期間」コインの「数量」を入力し「BTCの貸し出し申請をする」をタップします。
(「返却時に再度貸出申請を行う」にチェックを入れると、何回も申請する手間が省けます。)
これで、申請が完了しました。お疲れ様でした!
あとは申請が承認されるのを待ちましょう。
この申請が承認される前でしたら、キャンセルすることが可能です。
まとめ
コインが増える仕組みを利用して、例えば将来のため、子供のためなど資産を増やすことを考えてみませんか?
コロナショックなどの経済危機は今後もやってくると思います。
コロナショックはなんとか乗り切れたけど、「やっぱりこのままではやばいんじゃないか」など感じた方も多いと思います。
そういった時に、お金を増やす手段があることを知っておくだけでも、だいぶ安心なのではないでしょうか。
やるかやらないかの選択肢を一つでも増やしていきましょう。